校長あいさつ

さらなる進化へ ――「創まりの桜」を眺めながら――校長 石川 英昭

 今年は、例年よりも早く桜が満開になりました。私は、中庭にある桜、「創まりの桜」を見ながら、これまでの本校の歩みを振り返っています。本校の開設を記念して植えた桜の木、当時は、非常に小さな桜でしたが、この26年の間に、学校の進化とともに桜の木が大きく成長しました。まさに、学校の姿とも言えます。おかげさまで、7,592名の生徒がこの学校を巣立ち、社会の様々な分野で活躍しています。本校は、今日まで、お預かりした生徒を、「3年間の教育活動を通して、どのように育てていくか」を考えながら日夜取り組んで来ました。

 振り返ってみますと、昨年度は、コロナに始まり、コロナに終わる、そのような1年だったと思います。そのような中で、文部科学省が提唱しているGIGAスクール構想、言い換えますと、ICT教育に対して力を注いで来た1年でした。ICT教育、アクティブラーニングについて、生徒ととともに、教職員が一丸となって、真剣に取り組んでいくことが、時代を先取りすると考えています。本校は、どこよりも早く、ICTを活用した遠隔授業に取り組みました。この姿は、新聞各紙で報道されました。これを、一過性のものとせず、ICT教育とアクティブラーニングを組み合わせ、「深い学び」、「わくわくする学び」につなげるべく、模索をしながら実践し続けています。その結果、生徒の主体的な学習量が増え、模擬試験などの成績アップにも繋がっています。「変わる環境」をいち早く取り入れていくことこそが、これからの時代を担う「人間形成」にとって不可欠であると考えます。

 昨年度の進路実績ですが、大学進学率(短期大学を含む)が77%にまでアップしました。国公立大学合格は26名、GMARCH、関関同立レベル以上の難関大学には10名、日東駒専には23名が合格しました。他にも全国各地のたくさんの大学に合格しました。そして、今年度の新入生から、全員iPadをフルに活用しながら、新しい学びでの学習がスタートしました。iPadをただの調べ学習の道具にするのではなく、iPadそのもので授業を受けたり、課題に取り組んだりする教育サービスを提供していきます。教職員もこの1年、何度も研修を行い、レベルアップを図りました。

 本校は、「生徒・保護者・学校」の三位一体をさらに強化しながら、さらなる進化を目指して進んでいきます。また、本校には、「One Team」という合言葉があります。これは、一人の生徒を学校全体でサポートしていこうという精神です。この合言葉のもと、生徒が「わくわく」しながら、学習していくことこそが、生徒の成長、学力向上につながるものと確信しています。

 本校はさらなる進化をして参ります。これは、皆様へのお約束です。どうぞ、ご期待ください。

校長室でICTを活用している風景